子どもの力を信じて待つ
「子どもの力を信じて待つ」
これは、今年の私の目標です。(2007年1月)
私事で、申し訳ないですが...娘は、今年4月から、幼稚園に入園します。娘にとって始めての集団生活です。
集団生活では、「自分で自分のことをやらなければいけない場面」がたくさんあります。そんな時、自分のことが、しっかり自分でできるためにも、親が「子どもの力を信じて待つ」ことは、とても重要になってきます。
もちろん、これは、集団生活に入るためだけではなく、1歳〜1歳半ぐらいから、「自我」が芽生え始めたら、特に大切になってくることだし、これから先、大きくなって小学校へあがってからも、ずっと大事なことだと思います。
「子どもの力を信じて待つ」ことが、なぜ大事なのかといったら、子どもが、何でもやってもらうのではなく、自分の力でできたことというのは、「自信」につながるからです。
保育園で、子ども達の様子を見ていても、「自分で自分のことがしっかりできる子」は、何事にもやる気や意欲があふれています。自分で自分のことがしっかりできれば、それだけ自信につながり、その達成感や満足感から、また次のことも自分でやってみよう!と思うからです。
やってもらわないと何もできないと感じて成長するのと、しっかり自分のことができて、そしてそのことが自分の自信につながり、自信に満ちあふれて成長するのと、どちらがいいかを考えればわかると思います。
だけどそれは、親が意気込んで「何でも自分でできるようにやらせる」ということではありません。
「やらせる」ということ自体、逆効果だと思いますしね。なんでもそうですが、「やらせられる」と、かえって意欲がなくなってしまうものです。
また、子どもの発達は、個人差が大きいです。好きなこと、得意なこと、興味だって違います。だから、他の子と比べたり、発達表と比べて、「自分でできないことをできるようにする」ということでもありません。
集団生活に入るために、一人で何でもできるようにしようとあせる必要もないと思います。そういうこととは違います。
できないことがあったって、それはそれでいいんです。子どもの発達には個人差があるのだから、できないことが、あったっていいんです。
「子どもの力を信じて待つ」というのは、自分でやる気になったこと、頑張っていることを「時間がかかるから...」と親が何でも手を貸さず待ってあげることです。そして、親が何でもかんでも先回りしてやってあげないことです。
例えば、洋服が濡れたらどうするのか...
ご飯の前には何をすればいいのか...
部屋が散らかっていたらどうするのか...
生活の中のいろんな場面で、一つ一つ指示を出さず、どうすればいいかを子どもに考えさせ、「次にやるべきことを自分で考える力」や、それを「行動に移す力」をつけさせてあげればいいのです。
洋服が濡れたら、自分で洋服を出して着替える、ご飯の前は、トイレに行って、手を洗う、散らかっていたら片付ける...
先回りして親がやってしまったり、「やりなさい」という前に、子どもに、どうするのかを考えさせてあげる時間を作ったり、自らやる気を出せるようなきっかけを作ってあげるのも必要だと思います。
なんでもそうですが、毎回指示されていたり、やってもらっていたら、「やってもらうもの」と覚えたり、指示されなければできない子になります。子どもは、手をかければかけるほど、手のかかる子に育つのです。
もちろん、子どもの発達で絶対できないものを放っておくということではありません。子どもが、これはある程度、「自分でできる!」と思うものを見守ってあげて、できる限り、「自分でできた満足感」「達成感」を味あわせてあげてほしいと思うのです。
発達に応じて、フォローしてあげることも必要だと思います。でも、全部やってあげるのではなく、子どもと一緒にやったり、途中までやってあげて、残りを子どもがやって、最後までできた達成感が味わえるようにしてあげればいいと思います。
言葉も同じです。親が先回りして、次の言葉を教えてあげていては、「子どもが自分で考えて話す力」が失われます。
親は、あくまでも、フォロー。主役は、子どもです。
大きい子の場合、これは自分でできる、ということでも、なかなかやらないこともあります。片付けなんかは、典型ですよね...。
そういう場合は、やらせるのではなく、いかに子どもが自らできるようにするかを考えるのも親のフォローの一つです。
例えば、役割分担表を作って、できたらシールを貼るなど、目に見えるもので、自分でやったこと、できたことを評価してあげるのもいいかもしれないですね。また、自分の部屋は、片付けないなら、そのままでもいいかもしれません。自分で気づいてやるということも、ある程度大きい子は必要です。
また必ずやらなければいけないことは、習慣づける(毎日同じことをする)というのも一つの手です。例えば、寝る前は、パジャマに着替える、食事の後に歯を磨くなど。習慣づいていれば、毎日親から言われなくても自らできるようになります。
何でもやってあげたり、毎回指示をしていては、何も進歩しません。
例えば、「食事の前はきれいに片付ける」これが習慣になっていれば、子どもは言われなくてもやるようになるんです。年齢に応じてですけどね。
でも、いつまでも親に言われなきゃできないのは、結局は、子どもも親がやってくれることをわかっているから、やらないのです。その証拠に、「保育園や幼稚園では一人でできることを家ではやらない」というのは、親がやってくれるということを知っているからです。
もちろん親には「甘え」があるから、幼稚園や保育園でやってることをすべて家でもやらせるべきとまでは言いません。子どもの時期的に、何でもやってもらいたい、甘えたい時期だってありますしね。
時には甘えさせてあげる「特別」があってもいいとは思います。だけど、それが「いつも」になってしまわないように、甘えは、そういうところではなく、もっと別のところで、たくさん受け止めてあげればいいと思います(o^-^o)
また、できる限り、やらせるのではなく、やる気にさせてあげる親の努力も必要だと思います。
自分でできることを「やらせる」のではなく、どうやる気にさせて、自らやろうと思えるようにするか、
また、「やってあげる」のではなく、子どもができる力を信じて待つこと...。
これってとても難しいですよね...。
私もいつも苦戦です(;^_^A
でも、だからこそ、私の今年の目標にしたのです☆
何でも先回りしてやってあげるのではなく、「次に何をすればいいのか」を考えさせ、そして行動に移せるよう見守り、自分でやろうとしていることは、たとえ時間がかかっても待ってあげられるように頑張りたいです。
※最新の子育て知識はメールマガジンで配信しています。





