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夜泣きと疳の虫

夜泣き」や「疳の虫(かんのむし)」って、日本独自の言葉ということを知っていますか?

「夜泣き」や「疳の虫」という言葉が使われるようになったのは、日本の気候や生活環境、などが密接に関わっているのだそうです。

  • 日本には「四季」があり、特に、夏は湿度が高く暑い気候から、それに適した、通気性の良い障子や、ふすまなどを使う住居が多く、赤ちゃんが泣くと、他の部屋に聞こえやすい。
  • 国土が狭く、密接して住居が建てられていることから、大きな音を出すと、隣近所の迷惑になってしまう。
  • 昔は、大家族で住む家庭も多く、お舅さんやお姑さんにも気を使わなければならない等の家庭も多かった。

そのため、「赤ちゃんが泣くこと」に関しては、とても神経を使わなければいけない環境でした。そして、「赤ちゃんが泣く」ということは、けっして、育て方が悪かったり、赤ちゃんのせいではなく、
赤ちゃんは「夜泣き」するもの、赤ちゃんが泣くのは、「疳の虫」のせい
ということになったのだそうです。

※実際に「疳の虫」という虫がいるわけではありません。

もちろん、「赤ちゃんが泣くこと」は、日本だけではありません。ですが、欧米等の場合、日本と逆で、

  • 日本に比べ欧米は、国土が広く、住居が密接していないので多少赤ちゃんが泣いても、気にならない。
  • 住居も密閉率が高く、音が漏れにくい。
  • 日本のように同居の家庭は少なく、核家族が多い。
  • 夜、赤ちゃんと一緒に添い寝するのではなく、別の部屋で寝る家庭が多かった。

などの理由から、赤ちゃんが泣いても隣近所に迷惑になることはなく、夜泣いてもそんなに気にならないという環境の違いがあるようです。最近は、日本でも核家族が増えたり、コンクリートのマンションなどで防音がしっかりしてきたり、欧米などでも、添い寝の家庭も増えていたりするので、昔とは環境が変わってきたようですけどね。

また、「赤ちゃんが泣く」ということが、どのようなものなのか、わからないということも、初めて子育てをするママにとって、とても不安になるものだと思います。理由のわからない「泣き」が続いたり、「夜泣き」されたりすれば、不安にもなりますよね。

昔は、兄弟が多く、上の子が下の子の世話をしたりして、「赤ちゃんの世話」をする機会や「赤ちゃんに触れる」機会も多くありましたが、兄弟が少なくなり、自分が親になるまで、赤ちゃんの世話を経験したことがなかった方もとても多いといいます。

実際、私も2人姉妹で、妹が赤ちゃんだった頃の記憶は、あまりありません。いとこの赤ちゃんを私が大きくなってから、お世話した記憶はありますが、それも、ただひたすら「かわいい寝顔」のイメージしかなかったです。保育士の仕事をして、赤ちゃんのお世話をするようになり、はじめて、赤ちゃんって、こんなに泣くものなんだなぁ〜って実感したのが正直なところです。でも、もちろん、毎日泣いてばかりではないですけどね。赤ちゃんが保育士に慣れて、信頼関係ができてくると、少しづつ笑顔も出てくるし、まさに「天使の笑顔」に癒されてましたけどね(o^-^o)

ただ、実際のわが子の子育ては、夜も起されて寝不足だったり、何かあった時に、頼れる人がいないこと(保育園には先輩保育士がたくさんいるので)、最初の頃は、外出もあまりできないので、閉じこもりがちで、赤ちゃんが泣くことに気が集中してしまうことなどから、「赤ちゃんが泣くこと」に慣れていたつもりだったのに、「何で泣くの〜〜〜!!!!」となった日もありました(笑)

全く赤ちゃんに触れる機会がなく、子どもが生まれて初めて、赤ちゃんのお世話をする方なら、なおさら、赤ちゃんが泣いて、何をしても泣き止まない時や、夜中何時間も泣かれたりすれば、精神的に不安になってしまうのもわかります。
「赤ちゃんは泣くのが当たり前のこと」と、思っているだけでも、精神的に楽になるのでは、と思います。

赤ちゃんが泣いていても、兄弟のいるお母さんが、1人目の時より、2人目の時の方が、どーんと構えて対応できる、というのは、「赤ちゃんが泣くこと」を1人目の時に経験して、知っているからではないでしょうか。

「夜、泣いて起きてしまうこと」に関しては、特に3歳未満は、睡眠リズムがしっかり整うまで、めずらしいことではないです。とはいえ、言葉で書くのは簡単ですが、娘が赤ちゃんの頃、1年以上も毎日夜中泣いて起される...というのは、なかなか厳しかったですけどね。それが毎日、3歳ぐらいまで夜中に何時間も泣かれたら、やっぱり大変だし、ママが不安にもなってしまうこともありますよね。でも、実際そういうお子さんもいるんです。

「泣く」ということは、大人でいうと、どうしても「悲しい」「つらい」「痛い」などのイメージが強いため、赤ちゃんが泣いていると、ママもつらい気持ちになってしまいがちですが、赤ちゃんは、「眠い」「お腹すいた」「退屈」など、全ての要求を「泣く」ことで知らせています。それは、自分の気持ちをうまく言葉で表現できない幼児でも同じです。そして月齢が低ければ低いほど、昼夜は、関係ないですしね。

「夜泣き」や「疳の虫」、その他、「理由のわからない泣き」など、どうしていいかわからず、不安になってしまうこともあると思いますが、そういう時に、落ち着いて対応してあげられるためにも、子どもの発達を知っていることも必要だと思います。自分の子の発達と比べて不安になるのではなく、例えば、夜の睡眠リズムの発達を知っていれば、起きてしまうことも不思議ではない、と安心することができますし、育児の不安を解消するために、知ることも必要だと思います。

子どもが泣いている時に、ママも不安になると、ますます子どもも不安になってしまいます。どーんと構えて、落ち着いて対応できる母親になりたいなぁと、私もいつも思っています(o^-^o)

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