夜泣き・反抗期・おしゃぶり・人見知り・好き嫌い。大変だけど楽しく子育てしましょう。子供はママの笑顔が大好きです!

MilkBox 保育士ママの子育て相談室
〜素直なやさしい子に育つために〜

子供が喜ぶ料理 手作りおもちゃ 食育

子育て知識一覧へ戻る

小さなことから...

昔、テレビで、「アメリカの地下鉄での犯罪が減った理由」というのをやっていました。
警察が大規模な、犯罪の取り締まりをやったわけではありません。見張りをつけたとか、監視カメラをつけたとか、そういうことではないんです。
何をやったかといったら、それまでかなりひどかった地下鉄内のいたずら書きを消して、きれいにしたんです。たった、それだけのことで、かなり犯罪が減ったそうです。

なぜ?と思うかもしれませんが、不思議なことではないんです。

例えば、ゴミが一個も落ちていないようなきれいな場所では、ポイ捨てがほとんどないのに、ゴミが散らかっているような場所は、どんどんゴミが増えていくのと、同じことかなと思います。

「アメリカの地下鉄」の例は、小さな犯罪をとりしまることで、大きな犯罪を防げたのです。誰かが小さな犯罪(落書き)をしていれば、自分もやってもいいや...というところから、大きな犯罪へつながるのだそうです。
ゴミの例は、誰かが捨ててれば、自分もいいやと、いけないことと分かっていても、やってしまう。
「いけないこと」というのは、どんどん悪循環に広まっていってしまうのでしょうね。

人間の心理ってほんとに不思議ですね。

今、少年犯罪なども、多いですよね。そんな少年犯罪の防止にも、まず「言葉遣いを直す」とグンと犯罪が減る、という話も聞いたことがあります。「大」を直したければ「小」から取り組むといいのでしょうね。

幼児期の子どもの場合ですが、たとえば、「片付け」を学ばせたいのに、普段から、部屋が散らかっていれば、それが普通なので、覚えられなくて当然だと思います。

子どものいる家庭で、いつもキレイに、というのは難しいし、そこまで、完璧にする必要もないと思いますが、一日の中で、一緒に片付けをして、一日に一度以上は、キレイな部屋になって、気持ちいいね、と一緒に思えるといいのかなと思います。
(もちろん、片付けてばかりでは、遊びは楽しめないので、要はメリハリが大事だと思います)

一日に一度でも、一緒に片付けてきれいにすることは、「片付けなさい!」と無理やり片付けさせるよりも、ずっと、効果的だと思います。

「キレイな部屋が気持ちいいこと」を小さな頃からの積み重ねで、ちゃんと知っていたら、子どもの成長とともに、自分で、きちんと片付けられるようになると思いますしね。

いつも親が片付けをしなければ、当然、子どもも「自分もちらかしていいや」となりますよね。それこそ、上記の地下鉄やゴミと一緒で、誰かがやってれば、自分もいいや!っていうのと同じだと思います。

子どもの言葉遣いや、乱暴なふるまいなどを直したい時は、大人がまずは見本だと思います。
子どもを直すのではなく、まず、自分からです。

子どもは、発達の過程として、言葉遣いが乱暴になったり、叩いたり、噛んだりなどの時期があります。それは、発達の過程なので、ある程度仕方のないことです。
もちろん、いけないことを叱る必要もあります。だけど、その前にまずは、自分を見直すことも必要だと思います。

例えば「叩いてはいけない」ということを教えるのに、親が叩いて叱ったら、どうでしょうか?
「乱暴な言葉をいけない」と叱るのに、子どもの人格を否定するような言葉で叱ったら、どうでしょうか?

すごく矛盾していると思うんです。

親がやっていたら、それこそ、「自分もやっていいや」と思うのではないでしょうか?

なかには、親が叩いて、叩かれたら痛いことを知らせる、という考えの方もいるとは思いますが、「叩かれたら痛いこと」というのは、子どもの世界だけでも、十分経験できることだと思います。子どもの世界の中で「叩いたり、叩かれたり」は、十分経験した方がいいぐらいだと思っています。
そういう子ども同士のやりとりは、とても大事だと思います。
その中で、自然に「叩かれたら痛いこと」は、ちゃんと学べます。

子どもの世界の中でそういう経験をたくさんしていれば、例えば、お友達を叩いてしまっていけないことを叱る時、「自分が叩かれたら、どんな気持ちになる?」と、本人に考えさせれば十分だと思うのです。子供同士の中でそういう経験をしていれば、ちゃんと子どもだってわかります。
見本となるべき大人が、「叩く」必要はないと思うのです。

それに、叩いて教えて、一時期やらなくなったとしても、それは、叩かれるのが怖いからやらないだけであって、本当の意味で、なぜいけないかを理解していなければ、親が見ていないところでまた同じことを繰り返しますしね。

言葉についても同じです。

たとえ、いけないことでも、誰かがやっていたら、自分もやってもいいやと思ってしまう人間の心理。
子どもにとっては、一番の見本となる親がやっていれば、たとえ、いけないことでも、やってしまうのは、当然のことなのではないでしょうか?

もちろん、親がやっていなくても、そういうことをすることもあります。発達的なものや、お友達の影響、いろいろあるとは思いますが、見本となる親がしっかり「いい見本」を見せていれば、いずれ成長とともに、改善されると思うのです。

もちろん、子どもは、学んでいる最中なのですから、いけないことは、いけないと教えてあげる必要もあると思いますけどね。

「小さなこと」と思えることが、「実はとても大きなこと」ということが、子育ての中にもたくさんあるのかもしれないですね。

家を修理する時にも、修理したい部分だけ直しても、基礎がしっかりしていなければ、結局はまた修理が必要になりますしね。

まずは、小さなことから見直しすることも、大事なことなのかもしれないですね。

google adsence
はじめての方へ   サイトマップ   リンクについて   掲載内容について