夜泣き・反抗期・おしゃぶり・人見知り・好き嫌い。大変だけど楽しく子育てしましょう。子供はママの笑顔が大好きです!

MilkBox 保育士ママの子育て相談室
〜素直なやさしい子に育つために〜

子供が喜ぶ料理 手作りおもちゃ 食育

子育て知識一覧へ戻る

気になる癖と対処方法

子どもの気になる癖に、
  • 指しゃぶり
  • おしゃぶり
  • 爪噛み
  • どもり
  • 吃音
  • 髪を常に触る
  • 自分の髪を抜く
  • おねしょ
  • 目をパチパチする(チック)
  • 自分の頭を打ちつけたり、たたいたりする(自傷行為)
  • 自慰行為
  • 夜驚症
  • 夢中遊行
などなどがあげられます。

保育園でも、相談を受けることがすごく多い悩みだし、今もこういう相談を受けることがとても多いです。

こういう癖って、めずらしいものじゃありません。保育園でもよく見かけます。まわりのお友達にもたくさんいます。

気になる癖は、一般的に、子どものストレスが原因と言われています。
でも、よく考えてみてください。子どもにとって、全くストレスがないことなんて、ありえるでしょうか? 大人だってありえないですよね。ですから、みんな1つや2つ気になる癖があるものです。それに、大きくなれば、自然に治るものがほとんどだったりします。

これらの癖は、年齢でも違う意味があったりするし、そんなに心配のいらない癖だったりすることもあります。 でも、早めに治しておいた方がいい癖もあります。

今回は、どうしてこういう行動になってしまうのか、というところを書きたいと思います。

★不満や不安から自分を守る心理的な働き(適応規制)★

何か不安を感じると無意識に以下のような行動で、ストレスから逃れようとします。

  1. 欲求が通らない時、他に代わるもので満足する(代償)
  2. 不満を、自分に都合のよい口実で正当化する(合理化)
  3. 望ましいと思われることを自分の中にとりこむ(同一視)
  4. 自分の望ましくない特質が他の人にもあるとみなしてごまかす(投射)
  5. 困難を避ける為、逃げ出すことで自分を守ろうとする(逃避)

困難な場面を避ける退避と病気になることによって、困難な場面を避ける病気への逃避があります(フロイトの適応規制より)。

子どもは、何かストレスを受けた時、言葉が未熟だったり、コミュニケーションの手段が乏しいために、上記の行動で回避できないために、次のような行動が現れるといいます。

  1. 心の問題が主に身体面を通して現れるもの

    発作・食欲不振・嘔吐・チック・点頭けいれん・高血圧・心拍増など
  2. 神経症的行動

    拒食・過食・不眠・夢中遊行・夜驚・悪夢・緘黙・吃音・夜尿・頻尿・爪かみ・チック・指しゃぶり・登校拒否・学業不振など
  3. 反社会的行動

    攻撃行動(けんか・乱暴・放火・反抗など)、非攻撃行動(うそ・怠学・徘徊など)

こんなふうに書くと、心配になってしまうかもしれませんが、こういった行動は、自分の気持ちを表現できるだけの言葉の発達や、コミュニケーション手段を学べば、自然に治ることが多いといいたかったのです。

表現方法の未熟な子どもにとって、ストレスを受けると、
  • 泣く
  • だだをこねる
  • かんしゃくを起こす
  • 大声を出す
  • 暴れる
  • 叩く、蹴る
などなどすることで、うまくストレスを発散しています。そして、それを身近な大人に温かく受け止めてもらうことで、情緒が安定するのです。

ですから、こういう、泣く、だだをこねる、暴れるなどなど、がうまくできない、頑張りやさんだったり、ストレスを溜め込みやすいお子さんは、自分で自分をなぐさめる行為として、上記の行動がでてしまうことが多いのです。

よく兄弟ができると上のお子さんが、指しゃぶりをするようになったなど聞きますが、お母さんを取られてしまったような寂しさや、やきもちにプラスして、自分は、お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだからガマンしようって思う、やさしい気持ちが、指しゃぶりなどの行動に出てしまうことが多いのです。

また、それとは別に、寝るとき、眠い時などに出てしまう癖は、そんなに心配いらないと思います。ストレスを受けたからというよりは、生理的なストレス(眠い)によるものなので、大きくなれば、自然に治りますしね。

★気になる癖の対処方法★

気になる癖で、とても相談が多いのは、指しゃぶりおしゃぶり自慰行為爪かみ自傷行為どもり等です。

一つ一つの対応方法は、書ききれないので、指しゃぶりについて書きたいと思います(手をグーのまま口に入れる、腕を吸い付くなども指しゃぶりの一種です)。

☆指しゃぶりについて☆

指しゃぶりは、基本的に、一歳頃までは、特に問題はありません。生まれてから、2、3ヶ月頃から始まる指しゃぶりは、とても大事で、たくさんやらせてあげた方がいいぐらいです。
気になる癖(育児DIARY)の方に理由を書きましたのでそちらを読んでいない方は、読んでみてくださいね。

ただ、1歳を過ぎてからも、指しゃぶりが続いてしまうと、心配してしまう方が多かったです。

まず一番は、歯への影響ですよね。これは、どうしても避けられないのかもしれません。ただ、一日中強く吸っているのでなければ、そんなに心配いらないという話も聞きますが、全くないとは言い切れないようです。

それと、世間体。一般的に指しゃぶりをしていると、周りの人に、何かいわれることも多いので、余計に両親が心配になってしまうようです。

無理に止めさせようと親が怒ったり、してしまうと、ますますひどくなってしまうケースが多いです。指しゃぶりをするというのは、不安な時、退屈な時、何か要求の通らない時、眠い時など、何かストレスのある時の行動です。止めさせようと怒られれば、ますます不安になり、ひどくなってしまうのです。

歯への影響、世間体は、気になってしまうかもしれませんが、一般的には、3歳ぐらいまでには、ほとんどの子が自然に治ります。できれば、本人の気持ちを一番に優先して、本人が自分の意思で止められるように温かく見守ってあげて欲しいです。

前回、書きましたが、眠い時については、生理的なストレス(眠い)によるもので、そんなに心配いらないので、もう少し大きくなれば、自然に治ります。眠ってから、そっとはずしてあげて、一晩中、強く吸い続けることがないようにした方がいいと思います。気になるのであれば、寝かせる時、両手を使う遊びや、手を握ってあげるなどスキンシップをたくさんすることで、寝る前の儀式が、指しゃぶりから、ママ(パパ)とのスキンシップの方が心地よく眠れると感じられるようにしていくといいと思います。ただし、すぐに治るものではないので、時間はかかってしまいます。根気よく、温かく見守ってあげて欲しいと思います。

日中に関しては、ストレスを自分の中に溜め込まないよう、発散させてあげることが大事です。
対処方法としては、ストレスの発散方法を泣くことへ変えてあげることです。何かあって泣いてしまうようなことがあったら、たくさんママ(パパ)の腕の中で泣かせてあげてくださいね。「ガマンしなくていいんだよ」と、ストレスを受けた時、自分でガマンしすぎないよう、受け止めてあげられるといいと思います。

そして、指しゃぶりをしているのを見つけた時は、本人に指しゃぶりしていることを意識させないように自然に違うことへ気をそらさせていくといいと思います。例えば、何か新しいことを始めてそれに誘ってみたり、目新しいおもちゃを出してみたり、外へ連れ出したりなどしてみるといいと思います。楽しいことに夢中になっていれば、自然と指しゃぶりはしなくなると思います。

指しゃぶりの期間が短いのであれば、わりとすぐに治るかもしれないですが、もし、続いているなら、治るのに時間がかかってしまうかもしれません。でも、いずれ、やらなくなるものですので、それまでは、あせらずに、長い目で温かく見守ってあげてくださいね!

★早めに治した方がいい癖について★

いろんな癖がありますが、早めに改善した方がいい場合について書きたいと思います。

●一日中、ずっとやり続けている場合
  • ストレスの多すぎる環境でないかどうか
  • 両親の対応に何か問題がないか
    (例えば指しゃぶりの場合)虫歯があるとか
    (自慰行為の場合)痒いなど、かぶれたりなどしてないか
など、生活スタイルの改善、両親の対応等を見直したり、虫歯だったりなど、何か他に要因があるかもしれないので、もう一度よく見直す必要があると思います。
●両親が心配しすぎる場合

例え、寝る時だけだったり、そんなに頻繁でない癖だったとしても、ママ(パパが)それを見るたびに心配しすぎてしまったり、嫌で嫌で仕方がない、イライラするなどの場合、やはり、早めに改善した方がいいと思います。その場合、やっぱりそういう気持ちは、子どもにも伝わってしまいますので。

●どもり(吃音)など、言語に関するもの

言葉は、コミュニケーションの大事な手段なので、言いたいことが伝わらない、伝えられないというのは、子どもにとっても苦痛だし、年齢が大きくなればなるほど大人や友達関係、などの人間関係にも影響が出てきてしまいますので、専門の病院等で、早めの治療をおすすめします。

以上の場合、早めの改善をおすすめします。
どちらにしても、子どもの癖について、怒ったりなど無理やり止めさせるのではなく、両親の温かい愛情で、包んであげることで、改善されると思います。子どもにとって、親の愛情にかなうほどの一番の特攻薬はないと思いますしね。

google adsence
関連リンク
はじめての方へ   サイトマップ   リンクについて   掲載内容について