いけないことをして叱っても効果ありません(反抗期)
お子様の年齢:2歳4ヶ月
息子はとても活発で好奇心旺盛で、物怖じも人見知りも全くしない、わが道を行くパワフルボーイという感じなのですが、言うことをほとんど聞いてくれなくて、手を焼いています。
基本的にはあまり干渉せず、危なくない範囲でやりたいように、やらせておこうというスタンスなのですが、その「危なくない範囲」を逸脱して叱る事、数知れず・・・。お友達を叩いたり何かをぶつけたり、はもちろん、危ないところに上ったり、危ないものに触ったり、ガラスなど、いろんなものに思いっきり体当たりしたり、人通りの多いところで駆けずり回ったり、車道に飛び出したり。
その都度、本気で叱ってるのですが、同じ事を何度言っても、どんな言い方をしても、何度でもやるんです。言い方も、しっかり目を見て「絶対いけないことだよ」と言い聞かせても、涙を浮かべて「お願いだから止めて」とお願いしても、手や頬をパチンとやって「だめっ!」と強く怒ってみても、全く効果ありません。その時は怒られていることを自覚して泣くんですけどね。
いつかは分かってくれるだろうと思い続けて、今まで叱ってきましたが叱ったことでしなくなった事は思いつく限り何もありません。私はもともと争いごとがとても苦手な性格で、叱る事自体とても嫌なんですが、そんな思いをしながら毎日毎日叱り続ける事が不毛に思えて・・・。
今日も公園から帰る時、下の子(0歳)をベビーカーに載せてベビーカーに取りつけたステップの上に息子を立たせて行こうとしたら嫌がって(というかはしゃいで?)突然降りて道に飛び出して行き、ベビーカーで必死に追いかけながら、大声で何度も何度も止めたのですがこっちを振り向いては面白がってすごい勢いで走り続け、交差点にまで進入。仕方がないのでベビーカーを歩道に放置して、やっと交差点の真ん中で捕まえて無理矢理連れ戻して来ました。
こんな事がほぼ毎日なのですが、どうしたらいいでしょうか?
他の子を見ていても、息子ほど強いと言うか激しい子はいまだ見たことがありません。こういう子への対処法があれば、是非教えていただきたく、よろしくお願いします。
お子さんは、2歳4ヶ月ということで、今、反抗期真っ盛りの時期ですね。
こういう時期のお子さんは、何をいってもダメで、全くいうことも聞いてくれず、本当に大変ですよね。お子さんの場合、今まさに、ママを困らせたい年頃なんでしょうね。
でも、どんなにすごい反抗を見せていたお子さんでも、時期がくれば、泣いたり、わがままいったり、お友達やママ、物にあたっていたストレスを自分の力で解決できる時がきます。そういうお子さんを何人も見てきましたから。
お話を読んでいる限りでは、ママは、お子さんの反抗ぶりにとまどいながらも、きちんと対応していらっしゃるように思います。ですから、あともう少し、大人になるための過程だと思って、お子さんの反抗ぶりにつきあってあげてくださいね。必ず、落ち着く時期がきますから。
反抗期というのは、大人になるための過程において、とても重要な時期です。そして、この時期の大人の対応(特にママの対応)は、とても重要なんです。
2、3歳頃は、ルールがあることはわかる、でも、それを守るだけのガマンする能力がない、叩かれたら痛いことはわかるけれど、自分の怒りを叩くことでしか発散できない、相手が痛いことはわかるけれど、相手の気持ちをくんでガマンすることができない、という時期です。
ルールや人との関わり(相手の気持ちを知ることなど)をこの時期、学んでいる最中なのです。この時期に、自分の気持ちだけを優先するのではなく、ガマンする力やルールを守る力をつけていくと、後々、4、5歳頃に、少しづつ相手の気持ちを思いやる能力などもついてくるのです。
では、こういう時期にどういう対応をすればよいのかというと、まず、どうしてそういうことをしてしまったのか、理由をちゃんと聞いて、それを受け止めてあげることです。何かいけないことをしてしまった場合、理由があると思うので、それを本人に話させて、ちゃんと聞いてあげることです。
時には、本人もわけもわからず、ということもあるでしょうが、そういう時は大抵、ママの気をひきたかった、ということが多いのではと思うのです。
そして、その気持ちにきちんと、同調してあげること。これがすごく大事なことなんです。
例えば、友達の遊んでいる物が欲しかったから叩いた時は、「お友達の物が欲しかったんだよね」と気持ちを代弁してあげるといいと思います。
公園の帰り道、飛び出してしまった...とありましたが、背景がわからないので、なんともいえませんが、例えば、まだ公園で遊びたかったとか、ステップに乗りたくなかったとか、なにかしら、本人なりの理由があったんだと思います。例え、納得できない理由でも、一度ちゃんと、その気持ちを受け止めてあげてくださいね。
そして、「でもね、道路に飛び出して、もし、ひかれちゃって、大怪我しちゃったら、ママはすごく悲しいんだよ」と真剣にママの気持ちを伝えてあげてくださいね。
その上で、だから、道路に飛び出しちゃ、絶対にいけないんだよ、と真剣に目を見て伝えてあげてください。
自分の気持ちを受け止めてもらう
↓
相手の気持ちを知る
↓
何がいけなかったかを知る
この工程がこの時期の子どもには、必要なんです。
自分のことで精一杯で、相手の気持ちを理解できる年齢ではないので、まずは、自分の気持ちを受け止めてもらわないと、何がいけなかったのかを理解するまで落ち着いて聞くことができないのです。ですから、いけないことをただ言われたり、頭ごなしに怒られたのでは、その場で例えあやまったり、泣いて理解できたようでも、わかっていないことも多いのです。
もし、いけないことをしたら、上記の工程をふまえた上で、何がいけなかったのかをしっかりお話してあげてくださいね。
しかし、いつもいつも、ママが冷静でいられないこともあると思います。ですから、時には感情的に怒ることがあってもいいと思います。いつも、感情的に怒られていたのでは、効果ありませんが、いつもは、冷静なママが、感情的に怒ったら、子どもにも効果あるし、それだけママが怒っていることも理解できますから。
とはいえ、最初に述べたとおり、反抗期の時期は、一筋縄ではいきませんから、どんな対応をしたところで、すぐにその反抗がおさまるわけではありません。しかし、その都度、ママや周りの大人が、しっかり対応してくれることにより、少しづつ学んでいるのです。
いずれ、時期がくれば、必ずおさまります。
それまでは、ママも大変ですが、ちゃんと、いけないことや、ママの気持ちをしっかり伝えていき、相手の気持ちの分かる、やさしい大人へ成長できるよう、温かく見守ってあげてくださいね!
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